Blown Away シーズン3 感想
今シーズンはトレントンやジョン・Sあたりを応援してたかなあ
決勝はもはやおなじみ?技巧派とパッション派の対決という
ジョン・Mの決勝はなかなか勝負しに行ってて、あのサイズのインスタレーションをするのにあの感じで仕上げていったのは度胸あるなあと
自分は割とカンバスを隅から隅まで埋めたいタイプなので、ああいうミニマルな展示にまとめられないとおもう
彼のガラス細工はすごく味があって、死んだ鳥やくたびれたぬいぐるみみたいな、一見ガラスで作るのは至難のような造形をすごいリアリティでもって仕上げてくるのが本当にすごいとおもった
シリーズを通して基本的には技巧派推しなので、今シーズンでも応援してたけど、やっぱりコンセプトがパッとわかりにくい部分が対照的でハラハラした
対するミンヒは亡くした夫さんへのグリーフを軸にずっと決勝まで残ってきて、でもなんかこの対決シリーズがある種のセラピーのようになっていたらいいなとおもった
特に、最終回のコメントで夫のために弔い合戦的なマインドで出てきたけど、自分のためだったと話していたのが印象的だった
決勝の作品はこれまでの対決を総括するようなテーマだったけど、トラブルがあったり(キャサリンの姉御が励ましにきてくれてて優しい人なんやなあと改めて)、つなぎ目が粗かったり...というところで失点してしまったということかな
シリーズ恒例の落っことしちゃって粉々になる事故は今シーズンでもあって、あのサイコロの人はなかなか不憫であった...